
福井県の「よっぱらいサバ」は通常のサバに比べ臭みもなく、サバ特有のうま味が詰まっておいしいと評判です。
この記事ではそんな福井県の「よっぱらいサバ」って何?どんな特徴があるの?どこで食べることができるの?という疑問にお答えします。
そして実際に「よっぱらいサバ」を頂くことができるお店も一緒にご紹介します。
そもそも「よっぱらいサバ」って何?どんな特徴があるの?
冒頭でも少しお伝えしましたが、「よっぱらいサバ」とは通常の養殖サバと比べ、生臭さが減り、脂のノリが良く、日本酒などにも良く合うと言われています。
パッと見の見た目には分かりませんが、写真を見るととても美味しそうです。
View this post on Instagram昨日、初めて鯖の専門店のサバーへお昼に行ってきました😋 お造りと漬け丼を食べましたが、とっても美味しかったです🎵 #酔っぱらいサバ #DHA #鯖づくし
「よっぱらいサバ」と呼ばれる由来は?
通常のエサに加え「酒かす(粉上にしたもの)」を、出荷する2ヶ月ほど前から入れていきます。
エサに混ぜられていたのは「酒かす」。5キロのエサに250グラム、5パーセントほど混ぜるという。出荷する2か月ほど前から酒かす入りのエサを与えているため「よっぱらいサバ」と名付けられている。
このように「酒かす」入りのエサを与えて育てたサバのなので「よっぱらいサバ」と呼ぶようです。
酒かす入りのエサを与える理由は?
先ほどご紹介させて頂いたように「酒かす」を入れたエサを与えることによって、生臭さが減り、脂のノリが良くなるから、と言う理由が一つあります。
小浜よっぱらいサバグループ、網元の民宿浜乃家・浜家直澄さん「サバの臭みとか、みなさんよく言いますけどね、そういうのは全然ないですね。それからやはり甘みですか、少し甘くなる」
生臭さが減り、脂のりもよくなるという。
3年前から始め、出荷量は15倍にも伸びているという「よっぱらいサバ」。(2016年度:500匹 昨年度:7500匹)
二つ目の理由が、「よっぱらいサバ」自体のブランド化。
県内でたくさんとれるという商品価値の低い小さなサバも、酒かす入りのエサで育ててブランド化することで価値を高められるという。
このように通常では安価または値が付かないサバに対しても、付加価値を与え、ブランド化することによって、価値が上昇していきます。
今回のような事例が成功すれば、他の種類の魚に置き換えても進めていけるかもしれません。
「よっぱらいサバ」は福井県小浜市のお店で食べることができる
「よっぱらいサバ」と検索すると下記のお店がトップに出てきます。インスタグラムの写真とともに地図、概要を一緒に掲載しました。
とろさば料理専門店 SABAR 鯖街道 小浜田烏店
Googleマップ
概要
店名 | とろさば料理専門店 SABAR 鯖街道 小浜田烏店 |
住所 | 福井県小浜市田烏 63-14-1 |
定休日 | 平日 |
営業時間 | 土日祝:11:00-16:00(LO15:00) |
電話番号 | 0770-54-3338 |
ご予約・貸切 | 応相談 |
公式HP | https://sabar38.com/ ※とろさば料理専門店 SABAR(サバー)の公式HPです |
「よっぱらいサバ」を食べている方のYouTube動画を発見しましたのでご紹介します。
YouTube動画:【旅】福井県小浜市 酔っぱらいサバ 2018年春情報【旅】福井県小浜市 酔っぱらいサバ 2018年春情報
※YouTube動画を再生すると音がでます。音量にご注意ください。
YouTube動画:2017年 #7 小浜市の養殖サバ出荷好調 | 海と日本PROJECT in ふくい
※YouTube動画を再生すると音がでます。音量にご注意ください。